世界に挑戦!第2弾

当校講師が海外グルーミング大会に挑戦

 当校講師の永峰猛史(国際A級グルーマー)と砂川慈(A級スペシャリスト)が、アメリカ・カリフォルニア州バーバンク(LA近郊)で行われるグルーミング競技会「Groom & Kennel Expo 2008」(2月7-10日)に出場しました。

永峰講師は昨年9月の「SuperGroom 2007」に続く海外挑戦でした。



< L.A.グルーミングコンテスト参加レポート>

   永峰 猛史

 今回で自身二度目となる世界への挑戦ですが前回と違う点はもう一人、当校講師の砂川先生がいた事です。何から何まで自分達で手配して参加していたので、分からない事などもたくさんありましたが非常に心強かったです。
 コンテストの会場はL.A.郊外のバーバンクにある「マリオットホテル」という所でした。会場には30〜40ほどに企業がブースを出しており、さながらお祭りの様な盛り上がりをみせていました。僕が出場した部門はスーパーモデルドッグという人形の部門でしたが、結果は思い届かず入賞には至りませんでした。しかし、コンテストの翌日にはジャッジの一人から声をかけて頂き、「良いセンスを持っている、もっと競技会に慣れなさい」という内容のコメントを頂きました。これから別の部門の審査が始まろうという時にわざわざ声をかけてくれた事や、顔を覚えていてくれた事、非常に嬉しかったです。その言葉で自身が戻ってきました。
 彼の言った「慣れ」という言葉、おそらくは考え方の事だと思います。僕達の(日本人の)感覚でいう競技会とはシザーリングテクニックを競い合うというイメージなのですが、海外はそうではありません、細かいカットの仕上がりよりはとにかくバランス、形をいかに作るか、これだけなのです。その為にはどんな道具を使っても、どのようにアレンジしてもO.Kなのです。そういった考え方が僕たちにはありませんでした。
 例えば、自分達が出場した人形の部門では、競技開始と同時にいきなりクリッパーを全身に当てたり、人形の足そのものをがっつり切り落とすといった大胆な行動。全ては自分の理想とする形を作る為の工夫です。最初は「それは反則やー」などと嘆いていましたが、結局ルールとしては認められており、自分たちの情報収集不足と固定概念が邪魔をしていたのです。
 今回のコンテストを通して、また多くの課題がみつかり、同時に多くの勉強ができました。世界の壁は高く、険しいそんな言葉をよく耳にしますが正にその通り。いくら日本で練習して下調べをした所で、実際に肌で体験したことにはかなわないし、井の中の蛙という事を思い知ります。自分はこれからもドンドン世界に挑戦していきます、願わくば学生達にもそういった世界に興味を持ち、見学だけでも良いから見聞を広めてもらいたいと思います。
 今回も参加にあたり多くの方々にご尽力いただきました。この場を借りて厚くお礼申しあげます。


   砂川 慈

 2/6〜12 アメリカ・カリフォルニア州バーバンクで行われた「Groom&Kennel Expo2008」に海外研修とし、永峰主任講師と共に参加させていただきました。

 今回グルーミングコンテストの会場となったマリオットホテルは隣に空港があり、旅行者以外観光客がおらず、お店もあまりないところでした。
その為か日本語が分かる人はほとんどおらず、私たちのつたない英会話ではなかなか苦労させられました。気温は日本より10℃ほど高く、なかには半袖でいる人もいるほどでした。

 今回私たちが出場したモデルドッググルーミングでは約12人が参加しており、日本人は私たち2人だけでした。
前日夕方にモデルドッグを受け取り、深夜にかけてモデルドッグの毛をとかしていくという作業から始まりました。人形の毛はとてもやわらかくかなりの量で毛が抜け、強引にとかそうとすると根本から抜けていくという感じで、コーミングにはかなり気を使いました。
(もっとも、当日知り合った日本人の方に毛が抜けなくなるほどコーミングしたほうが良いといわれ、始まる直前までずっとコーミングを続けることになったのですが・・・)

 本番がはじまると緊張のあまり、ずっと考えてきたイメージが真っ白になり、とにかく日本でやってきたこと、自分がイメージしていたことを冷静に思い出し落ち着くことに専念しました。2時間15分という時間は自分が思っていたよりもずいぶん短く、十分にカットができないまま終わってしまい、大変情けなく感じました。
結果はビションに仕上げた方が1位、2位がプードルのラムクリップをアレンジしたもの、3位はシュナウザーでした。
今回私たちは知らなかったのですが、バリカンやスプレーを使っている人も多く、(そんなのいいの?)と思わされましたが、結局その方たちの完成度は高く、やはり実力の差を見せつけられました。

 海外と日本のカットに違いはありましたが、その違いも含めもっと勉強をしていこうと思います。そして今回の研修が自分をもっと成長させるものになったと思います。
日本からのコンテストの参加者は私たちを含む4名でしたが、これからもっと多くの日本人が海外にでていくべきだと感じました。

 今回海外研修に力を貸してくださった学長はじめ、諸先生方にあらためて感謝したいとおもいます。ありがとうございました。